リングでの激しいライバル関係がSNS上でも激化。ファンからも大人気の日本人女子レスラーへの“恫喝ミーム”を使った対戦相手の挑発に、本人も即反応。敵対関係の中に薄っすら漂う“仲良し感”に、ファンも盛り上がりを隠せない様子だった。
WWEで活躍中の日本人女子スーパースター、カイリ・セインが自身のXを更新。先日タッグ戦で対戦したライラ・ヴァルキュリアによる「カイリィィ！」という挑発コメントに応戦し、互いのノリの良さが光るやり取りが話題を呼んだ。
現在「RAW」では、カイリとアスカの“カブキ・ウォリアーズ”と、ライラ＆ベイリーがタッグ王座をめぐって抗争中。それを受けてライラが、カイリにフットスタンプを見舞う画像とともに「カイリィィ！」の文字と墓の絵文字を添えて“葬る”宣言。この投稿は17万ビューを超える反響を集めた。
この「カイリィィ！」は、アスカがバックステージでカイリに見せた“パワハラ・キャラ”の恫喝シーンが発端。巻き舌でまくしたてるコミカルな口調が海外ファンの間でミーム化しており、会場でも「カイリィィ！」の掛け声が四方八方から響くほど人気のネタとなっている。
これに負けじとカイリも“ネタ返し”。自身の投稿で「ライラァァ！」と恫喝返しを放ち、躍動感あふれる“マリンスパイク”の動画を添付。この返信は26万ビューを記録し、試合に続いてSNS上でもカイリが“勝利”を収める形となった。ファンからは「またライラの絶妙な煽りｗ」や、タッグパートナーのアスカに振り回されている様子を見て「ガールたち、最近苦労が絶えないね、辛くない？ 昨夜の試合は最高だったけど、二人ともシングルで対戦する姿が見たい！」と心配する声、さらにお約束の「カイリィィィ！」や「お前ら仲いいな」といったコメントも続出。2人の軽妙な“煽り合い芸”がファンの心をつかんだ。
現在の「RAW」では、カブキ・ウォリアーズとライラ＆ベイリーに加え、「SmackDown」所属の女子タッグ王者シャーロット・フレアー＆アレクサ・ブリスの抗争も激化。そしてついに、日本時間11日放送の「RAW」でカブキ組が王者を破りタイトルを奪取した。
しかし、新たにナイア・ジャックス＆ラッシュ・レジェンド組やイヨ・スカイ＆リア・リプリーの“RHIYO”組もストーリーに介入するなどタッグ戦線は陰謀渦巻くカオス状態となっており、月末開催のプレミアムライブイベント「サバイバルシリーズ・ウォーゲームズ」に向けて目まぐるしい展開が続きそうだ。
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