フィリピン残留2世の願い届かず 国籍回復の申し立て却下 戦後80年で“日本人”と名乗り出る理由 2025/11/15 11:30 拡大する 日本人の父と生き別れ、フィリピンに取り残されて80年。「日本人として認めてほしい」という残留2世4人の願いは、日本の裁判官には届かなかった。日本国籍の回復を求めた申し立ては相次いで却下された。その理由は、彼らの父は「法律上の父」とは認められないから。【写真】日本にいる家族と対面を果たした竹井さん却下されたうちの1人、竹井ホセさん(82)はこの夏、DNA鑑定で血縁関係が認められた弟と初めての対面を果たしていた。日本の家族が受け入れているにも関わらず、なぜ司法は彼らを日本人として認めないのかー。(テレビ朝日報道局 松本健吾) 続きを読む