右足でフィニッシュする吉田湊海
【映像】鮮やかな胸トラップ→右足フィニッシュ
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【FIFA U-17ワールドカップ カタール2025】U-17日本代表 3-0 U-17南アフリカ代表(日本時間11月15日/アスパイア・ゾーン-ピッチ3)

【映像】鮮やかな胸トラップ→右足フィニッシュ

 U-17日本代表で背番号10を背負うFW吉田湊海(鹿島ユース)が、完璧なフィニッシュワークから追加点。実況も思わず「お前が10番だ!」とシャウトした。

 U-17日本代表は11月15日、U-17ワールドカップのラウンド32でU-17南アフリカ代表と対戦。吉田はハーフタイムでMF小林志紋(広島ユース)との交代でピッチに立った。

 すると1点リードして迎えた59分、背番号10が圧巻のテクニックを見せる。日本が前線から連動したプレスで南アフリカを捕まえる。右サイドのDF竹野太(神村学園)が引っ掛けると、こぼれたボールは相手のボックス内へ。これに反応した吉田はうまく胸でトラップして右足でコントロール。DFシヴェ・パマに寄せられるも、右足のアウトサイドで外に持ち出し、そのまま右足で左のゴール隅へと流し込んだ。

 GK一歩も動けずの完璧ショット。実況の原大悟氏は「きたー!お前が日本の10番だ!」と絶叫。解説の名良橋晃氏も「これは日本の良さ。いい守備から。完璧でしたね」と称えた。今大会の吉田はエースとして期待されるが、グループステージ3試合では何度か決定機がありながらノーゴール。嬉しい初ゴールとなった。

ゴールを喜ぶ吉田湊海
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 なお、南アフリカはこのシーンについて、吉田のハンドを主張してFVS(VARに代わるリクエスト式のビデオ判定)を要求。リプレイを確認した名良橋氏は「これは胸でしょう!これは胸だ!」とコメント。原氏も「どこがハンドだ?これは胸だと僕は教わってきました」と言うと、レビュー結果もノーハンドでゴールが認められた。

 この一部始終でSNS上ではファンたちは、「吉田ナイスすぎ。うますぎ。」「吉田ーーーーーGJ」「鹿島のエンバペこと、吉田湊!!!」「吉田湊海 待望の初ゴール!」「最高に吉田湊海なゴール!」「いやあ吉田湊海の1対1ゲロうま…」「吉田トラップめっちゃ上手かったな」「華麗な2タッチに惚れてまうやろー」と吉田を称賛。一方で「実況と解説、興奮しすぎw」「もう実況も解説もしてないんよw」「これが全力応援です」「このコンビほんと好き」など名良橋氏、原氏へのコメントも多く見られた。

 2008年7月15日生まれで17歳の吉田は、鹿島ユースで10番を背負うストライカー。高校1年生時には2024年のプレミアリーグEASTで得点王に輝くなど決定力が売りだ。また今年4月29日の横浜FC戦では、クラブ最年少記録となる16歳9か月14日でJ1デビューを果たすなど将来を嘱望されている。プレースタイルはやや異なるが、早熟ぶりやボーズ頭から愛称は「鹿島のエンバペ」だ。

 なお試合は、72分にDF藤井翔大(横浜FMユース)が追加点を挙げて3ー0で日本が勝利。11月19日のラウンド16では北朝鮮代表と対戦する。

ABEMA de J SPORTS/FIFA U-17ワールドカップ カタール2025)
 

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