この裁判期間について、川﨑は「精神的にかなりまいった」と告白。さらに、マスコミからは「ハニートラップのようなものを仕掛けられたり」といった恐怖を経験したと明かしている。また芸能ニュースなどでも『~と、友人から聞きました』とウソばかりの情報を流され、この頃は精神的に「どん底」まで落ち込んでいたという。

 当時の報道体制についても「当時は裏を取らないんですよね」と指摘。写真が撮られても、一緒にいる友人が加工で消されて2人だけ切り取られ「川﨑麻世、夜の街へ消えていった」という不確実な情報が報道されたりしたと告白。川﨑は「世の中の人はそれが本当だと思う」と、不正確な情報が世間に流布することへの悔しさをにじませた。

 長きにわたる離婚裁判は、開始から5年後の2023年10月についに成立。そしてその1年後、川﨑は21歳年下の花音さんと結婚を発表し、人生の光を掴んだ。川﨑は「花音っていう存在を、今その光を掴まなければ、ずっとそういう闇の中を走らなけりゃいけないんじゃないかなと思って」と述べ、ハニートラップなどによる女性不信や結婚に対する恐れ(トラウマ)を抱える中で、花音さんの存在が生き甲斐になったことを強調した。