当時、良純は四男・延啓とともに「このままじゃ体壊しちゃうから、別れてもいいんじゃないの」と典子さんの苦労を慮り離婚を勧める立場でいたが、伸晃と宏⾼は「そういうもんじゃない」と意見が分かれていたという。

 そして良純は「その(家族会議の)時に、何か言わなきゃいけないから親父に『だいたいお父さんは…』って言ったんですよ。そうしたら後ろからお母さんに『お父さんになんてこと言うの!』って怒られたんです」と告白。「え?僕?って」と驚いた様子を再現するとスタジオは大爆笑。

「で、なんだこの会はみたいになって解散になったんですよ。もうめちゃくちゃですよ」とこぼすと、伸晃は「母親は兄弟たちを集めて、言わせるだけ言わせて別れる気なんてないんですよ。まったくない。それがわかってたから私と三男は別れないほうがいいんじゃないのって流したんです」と当時の状況を説明。そして「彼(良純)はまじめだから、まじめに言ったんですよ。そうしたらお母さんに叱られた」と事の顛末を語った。

 「結局お袋が(離婚を)決定するだけで、うちの親父は変わるわけないし」と語る延啓に、徹子は「すごいね、お母様強いね」とコメント。4兄弟が揃って「ええもう強い」と頷き、良純は「うちの父親がそういう(変わらない)人だったから、均等でしたね。だから(兄弟が)揉めないんです」と“仲良し兄弟”の秘訣として捉えている様子だった。
(『徹子の部屋』より)

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