今年4月から10月までのクマによる人的な被害は196人にのぼり、過去最多に。政府は警察や自衛隊のOBに協力を要請し、狩猟免許の取得を促す方針だ。ニュース番組『わたしとニュース』では、止まらないクマ被害について漫画家・瀧波ユカリと考えた。
北海道釧路市出身の瀧波は「札幌は中心部のすぐ横に山があり、割と頻繁に(クマが)出る」と話す。
「川を伝って『こんなところまで』という所まで来るのは前からあるので、共存というか、出ること自体にみんな耐性はある。しかし、それにしても近年はすごく増えてきている。車に乗っていれば安心かもしれないが、子育て中だったり、車がない人だったりは、相当生きた心地がしないのでは」
「人間の常識が通用しないクマに同じような実力を出せるかは別の話」
