CRAZY COCOは、その結婚願望の背景には母親の存在があると説明。彼女の母親は、「大阪の北新地で40年間ラウンジやってた」という。「ラウンジのママしながら、父は病気やったんで、父の介護しながら、私の子育てしながらっていう、もう1人何役もやってて」と、母親の多忙な生活を振り返り、そんな母親を「1番尊敬してる」と強調した。

 さらに、母親の出産時のエピソードについても触れた。母親はCRAZY COCOを37歳の頃に出産。「それまでずっと不妊で悩んでて。仕事、自分が1番で、もう稼ぐこと1番みたいなことをやってた」というが、CRAZY COCOが生まれた瞬間に、母親の価値観は劇的に変化。母親は「もうもうなんもいらん。この子さえいればなんでもいい」という状態になり、「命をかけてでも本当に守りたいっていう存在ができた」という話をしてくれたという。

 CRAZY COCOは、まだ自分がその境地を体験したことがないため、「やっぱそこの境地まで行きたいっていうのはすごくあって」と、家族を持つことへの強い願望を告白。現在の自分は「自分の円グラフを自分で完成させてる」状態であるため、家族という存在を持つことで、「パイを削るっていうよりかは、なんか増やすみたいな。そういう自分を見てみたい。だから家族が欲しい」と語っていた。