LE SSERAFIMが初の東京ドーム単独公演『2025 LE SSERAFIM TOUR 'EASY CRAZY HOT' ENCORE IN TOKYO DOME』を、11月18、19日に開催。SAKURAの涙ながらのスピーチが感動を誘った。
本公演は、2025年4月の韓国公演を皮切りにスタートしたグループ初のワールドツアー日本公演のアンコール公演。ずっと夢見ていた舞台に立った喜びを爆発させるように、SAKURAは冒頭のMCで「昨日も本当に盛り上がったんですが、今日は最終日じゃないですか。もっともっと盛り上がれますよね?」と観客を煽った。
11年前に初めて立った東京ドームの記憶を述懐
そして迫力のパフォーマンスを繰り広げ、3時間超にわたって観客を熱狂させたLE SSERAFIM。最後のメンバーコメントでSAKURAはまず、11年前に初めて東京ドームの舞台に立った際のことを振り返った。「11年前は、ただ先輩方の背中を見つめていた記憶があります。11年後こうして東京ドームにもう一度立ってみると、すごくいろんな感情が湧いてきて。あの頃の先輩方の感情が今なら少しわかるかなと思いました」と、自らの成長を噛み締めるように言葉を紡ぐ。
さらに「アイドルとしてもう14年間生きてきたんですが、正直すごくたくさん大変な思いもしてきたし、『もし自分がアイドルの道を選んでなかったら、どうなっていたかな?』と考えたこともあります。14年間アイドルをしてきて、たくさんの夢を叶えられて…。ただ代わりに、たくさんのことを諦めてきたし…」と話しながら、SAKURAの瞳には涙が光る。メンバーはそんなSAKURAに、「大丈夫」と優しく寄り添った。
SAKURAは続けて「たくさんの人に出会えたけれど、たくさんの人との別れも経験しました。それでもあの日々を乗り越えた先にこの景色が待っているなら、私は生まれ変わってもきっと、またアイドルの道を選ぶだろうなと思います」と、声を詰まらせながらも思いを伝え、観客からは温かい拍手が贈られる。そして最後に「13歳のときに鹿児島から出てきて、何者でもなかった私をこんなに素敵なアイドルにしてくれたファンの皆さん、本当にありがとうございます」「泣いちゃったけど、嬉し涙です。本当に幸せでした」と結んだ。
今回の公演は生配信でも行われ、視聴者からは「ドームおめでとう!」「すごい努力」「泣ける」「なんか感慨深いよね」「SAKURAのスピーチ泣く」「すごいよね、サクラ」「これ伝説でしょ」「感動する」「号泣した」「これからもずっと応援してる!」などのコメントが殺到した。(『2025 LE SSERAFIM TOUR 'EASY CRAZY HOT' ENCORE IN TOKYO DOME』/ABEMA SPECIALチャンネル)
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