事態収拾の一手として咲が仕組んだのは、夫婦による緊急記者会見。不倫騒動はすでに夫婦間では解決済みという印象を打ち出し、たとえ記事が掲載されたとしてもダメージを最大限に抑えようという狙いだ。未礼に対しても、夫の裏切りを乗り越えて自らの意思で夫婦の再構築を選んだ女性というポジティブかつ共感性の高いイメージを印象付ける事が出来る。
その釈明会見での未礼を演じる前田の号泣熱弁が凄まじい。咲が仕込んだ記者による質問に淡々と答える中、会場に乱入した奏が「曖昧な説明で世間は納得するのか!?」と痛烈に質問。するとアワアワする夫・玖生の横で、未礼はマイクを使用せずに地声で「なぜ世間が納得する必要があるのでしょうか?」と逆質問。「あえて被害者が誰かを考えるとすると、それは私です。その私が藤原を信じ納得しています。藤原を裁くのは本来世間でもあなたでもないはずです」と号泣しながらの大正論。「だからどうか静かに見守っていただけませんでしょうか?宜しくお願いします!」と懇願しながらボロ泣きで頭を下げるのだった。
もちろんシチュエーションは違うものの、しかし同シーンでの前田の気迫は、かつてAKB総選挙で1位に返り咲いた際に「一つだけお願いがあります。私のことは嫌いでもAKB48のことは嫌いにならないでください!」という名言を放った瞬間を彷彿とさせるものがある。
その魂の叫びによって夫婦そろっての釈明会見は大成功。…に思えたのだが、第1話ラストで未礼は再び大激怒!玖生もこの世の終わりかの如く打ち沈んでいる。一体何が!?
不倫&ベッド写真流出より破壊力大“週刊誌の第二報”にスキャンダル俳優は絶望…芸能界の闇描く『スキャンダルイブ』1話ラストに衝撃「終了のお知らせ」「最悪の展開」

