作曲スキルを活かし、aespaの人気曲をロックにアレンジ
第3ラウンドの「デュアルステージバトル」にて、ベーシストの中で唯一、メインのプレイヤーであるフロントパーソンを務めるデイン(21歳)。チーム編成の際に「ベースは注目されづらい楽器。ドラムを後ろに一生懸命頑張った人として覚えられたくない」とオファーを断り、自分で戦略的にメンバーを選んでチームを組み上げた。
披露する楽曲として選んだのは、aespaの「Armageddon」。デインにロックの経験はないが、ハードロックを得意とするメンバーに牽引され、「僕も自由奔放にステージの上で遊びたい」と意気込む。そしてデインは作曲のスキルを活かし、楽曲のアレンジについて次々にアイデアを出していった。彼のリーダーシップに、メンバーもリスペクトを見せていく。
デインの所属する「宇宙征服チーム」は、「Armageddon」をハードロック&メタルに再解釈。中間チェックではエネルギッシュな演奏を披露し、ギタリストのイ・ジュノ(21歳)が手にした8弦ギターも強烈なインパクトを放つ。デインはブリッジパートで見事なボーカルも披露し、審査員から「いいですね」「デインさんが途中から歌い始めたのもすごく良かったと思います」と絶賛を受けた。
本番のステージにデインは、甘いマスクが引き立つ赤いレザージャケットを着て登場。審査員から「メタルに初めてチャレンジしたそうですが、自信はありますか?」と問われると、「僕にぴったりなジャンルを見つけたと思います」と自信たっぷりに語った。
演奏が始まると、デインはピックを口に加えてセクシーにベースのリフを演奏。そして「宇宙征服チーム」は息ぴったりに激しいサウンドを響かせ、観客を沸かせた。フロントパーソンパートでは、デインが前に進み出てヘッドバンキング。さらにボーカルを披露するパートでも美声を響かせた。
迫力たっぷりなパフォーマンスに観客は大いに沸き、参加者も「やばい、これはもう200点だよ!」「ロックの神様降臨」「終わらないで」「過去最高じゃない?」と感嘆。ピックをくわえるデインのパフォーマンスも「セクシーすぎたよ」と好評を博す。そして審査員も立ち上がり「これを見るために来たよ、僕は」「もうレジェンドだ」と称賛した。
デインは個人点数1位となる170点を獲得し、ライバルに勝利。デインは「フロントパーソンとして存在感を見せつけたいと思っていました。1位になれてとても嬉しいです」と笑顔で喜んだ。(『STEAL HEART CLUB』/ABEMA K WORLDチャンネル)
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