【SVリーグ】SAGA久光スプリングス 3ー0 Astemoリヴァーレ茨城(11月16日・女子第6節)
女子バレーで、リベロがまるで“ブレイクダンス”のような軽やかな身体さばきで好レシーブした直後、今度は実況も驚く顔面レシーブを披露。好プレー連発でアリーナのファンを沸かせた。
大同生命SVリーグの女子第6節で、Astemoリヴァーレ茨城はSAGA久光スプリングスと対戦。第1セット10―10の場面で、守備の要がチームを救った。
SAGA久光のサーブからラリーが始まると、オルガ・ストランツァリが角度をつけた強烈なスパイクを放った。Astemoからすると絶体絶命のピンチだったものの、リベロの德本歩未香が斜め後ろに飛び込みながらのスーパーレシーブで味方に繋げた。
その直後には背中がコートについた状況からまるでブレイクダンスのような動きでスムーズに起き上がると、今度は相手の強烈なバックアタックを顔面でレシーブ。すぐに定位置へと戻るポジショニング修正の早さと身体を張ったプレーでラリーが続いた。
德本の強烈な粘りを活かしたAstemoは、マッケンジー・メイのスパイクが相手のブロックタッチを誘ってポイントを獲得。最終的には熾烈なラリーを制してみせた。
現在21歳の徳本は、この場面が象徴するように、Astemoの守備に欠かせない存在だ。身長151cmと小柄でありながらも、俊敏性を活かしたカバーとレシーブで毎試合のようにチームを救っている。
なお、試合は開幕から好調のSAGA久光に後手を踏み、Astemoはセットカウント3―0で敗戦を喫した。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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