縄文時代もデコ?「息をするだけで痛そう」な叉状研歯
人間は見た目や文化的価値のために、どこまで身体に負担をかけられるのだろうか。
人類の歴史では、縄文時代にも歯を加工することがあったという。前歯がフォークのように削られている「叉状研歯」で、田原市博物館によると、統率者や権力がある人、地位を示すためのものだったのではと考えられている。
月岡氏は「削るときも痛そうだし、息をするだけで絶対痛そうだ」と述べ、「我々は(縄文時代と違って)90歳ぐらいまで生きる想定だから、1個しかない自分の歯をなるべく残しておくということにフォーカスして、歯周病のケアや歯磨きを頑張らなきゃと思う。おしゃれをしたいという気持ちは否定したくないなとは思うが、年上の人間からすると、長い目で見るのも大事だよと言いたくなる」と心境を語った。
(『わたしとニュース』より)
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