【写真・画像】鈴木農水大臣が小泉大臣の代わりに謝罪? 「小泉大臣の発言について大変不愉快な思いをされたということであれば、私からもお詫びを申し上げたい」…米の卸業者「営業利益500%増」などめぐり 1枚目
【映像】鈴木大臣が小泉大臣の代わりに謝罪した瞬間(実際の様子)
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 25日の衆院農水委員会で、立憲民主党・近藤和也議員が鈴木憲和農水大臣を追及した。

【映像】鈴木大臣が小泉大臣の代わりに謝罪した瞬間(実際の様子)

 近藤議員は「米価高騰に関して(小泉)前大臣が米の卸業者に対して『コメの流通は複雑怪奇、ブラックボックスという指摘』と委員会で言われた。さらには、その後で『今、社名は言いませんけれども、卸の大手の売上高・営業利益を見ると、ある会社は売上高前年120%を超え、営業利益がなんと対前年比500%くらい』ということを発言された。それを受けて、その企業はわざわざ『ステークホルダーの皆様へ』ということで『ご不安やご不信を真摯に受け止め、引き続き透明性を持って説明し、信頼の維持に努めて参ります』と発表した。結果として、農林水産省として需要の見通しを謝られましたが、卸の方々をこのように悪者視したことに対しては謝っていない」と指摘。

 これに鈴木農水大臣は「小泉前大臣の答弁に関しては、当時の米の流通状況等への認識なので、私の方からコメントをすることは差し控えたい。ただ、私個人のスタンスとしては、個々の事業者の皆さんのビジネスが合法的に適正に行われている範囲で、私から何かコメントするということはまずない」と回答した。

 近藤議員は「大臣、それは違うと思う。前の農林水産大臣として、特定の業界の方・事業者のことをこの委員会の場で、ある意味ほとんど名指しに近い形で否定されたわけだ。それで『前任者のことは差し控える』ということは、私は無責任だと思う」と追及。議場内では「そうだ!」の声が響いた。

 鈴木大臣は「小泉大臣のご発言ということになるが、それについて、今私のスタンスは申し上げた通りだ。だが、それについて、大変不愉快な思いをされたということであれば、私の方からもお詫びを申し上げたい」と謝罪した。

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