両親に話を聞くと、父親は若い頃ヤンチャだったようで、駆け落ち結婚したという。左手に障がいを持つ娘が生まれた時、父親は「こいつを幸せにしちゃろうと誓った。いまだに思い出す。手はなかったけど、幸せを持ってきてくれた」と涙を浮かべながら語った。

 そこで、真栄田探偵は発明家のカズヤシバタさんに協力を依頼。依頼者の希望を叶えるために、カズヤシバタさんは「フォーク着脱可能アームバンド」を完成させた。この器具は、支柱をバンドの間に通すことで強度を持たせ、フォークを固定する仕組みになっている。

 依頼者は完成した器具を装着し、試しにナイフとフォークを使うと「切れます。すごい嬉しい」と感動する。そして、父親をイタリアンレストランへ誘った。食事中、娘が自分で器具を使って肉を切り、食べ始めるというサプライズを実行。

父親の反応は?