【UEFAチャンピオンズリーグ】パフォス 2-2 モナコ(日本時間11月27日/リマソール・スタジアム)
モナコに所属する日本代表MFの南野拓実の完璧な先制点が話題となっている。相手DFラインを混乱に陥れる神ムーブに元ブラジル代表DFはイライラした様子を見せた。
モナコは日本時間11月27日、UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節でパフォスと対戦。南野はトップ下でスタメン出場すると、5分に圧巻のプレーを見せた。
中央から右サイドに流れた南野は、DFラインと中盤のギャップに顔を出して縦パスを引き出す。そこから反転しながら中央に少しボールを運び、FWマグネス・アクリウシェにボールを預けた。このタイミングでパフォスの守備陣は南野の動きについていけず。南野に縦パスが入ったところで間合いを詰めていたDFダヴィド・ルイスは潰しきれなかった。カバーに入ったMFイバン・シュニッチが南野を追いかけるも、すでに体1つ分ほど前に出られている後手の状況に。最後はボックス内に入り込んだ南野が、右からのグラウンダーのクロスを右足ダイレクトで蹴り込み、ゴールネットが揺れた。
追いつけなかったシュニッチは、ゴールポスト付近で天を仰ぎながら落胆。南野を潰しきれず、自身が開けたスペースを使われたダヴィド・ルイスは両手を広げて苛立ちを見せていた。相手守備陣を混乱させた南野のゴールに、ファンたちも反応。「タキの良さが全て詰まったゴール」「イラついてるな」「南野マジうまい」「キレキレやな」「タキの動き出し素晴らしくて、ゴール前で完璧にフリー」と盛り上がりを見せていた。
南野はこのゴールでCL通算6得点とし、自身が持つ日本人の最多ゴール記録を更新。この日は76分までプレーした。なおチームは2ー1とリードしながらも試合終盤に痛恨の失点を喫し、痛み分けに終わっている。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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