慣れないファンクのビートに猛特訓

 第4ラウンドのチームユニットバトルがスタートした。ロックバンド・思想に溺れた夜のメンバーとして東京で活動するイケメンベーシストのマシャ(23歳)と、圧倒的な技術と仮面で異様な雰囲気を放つドラマーのハギワ(自称3歳)は、同じチームでRIIZE「Get A Guitar」を演奏する。これまでの視聴者投票の中間順位で、ハギワが1位、マシャが2位にランクインしたこともあり、人気を博している2人だ。

 ロック畑でプレイしてきたマシャは、ファンクなビートがなかなか体に馴染まない様子。「これがファンクなフレーズかなと思っていても、実際に弾いてみたら難しい」と苦労を語り、リズムを体に覚え込ませるためにハギワと一緒にスタジオに入り、集中して練習を重ねた。

 中間テストではグルーヴィなメンバーのプレイに、審査員は思わず笑顔に。イ・ジャンウォンは「ハギワとマシャがしっかり土台を作ってくれたのでよかった。特にハギワさんがさまざまなスタイルの演奏を見せてくれて、聞き応えがあったと思います」と絶賛。その後の練習では、ステージでの爆発力に定評があるマシャがメンバーを鼓舞し、パフォーマンスのコツを伝授。メンバーは結束力と自信を積み重ねていった。

 本番のステージではメンバーが縦横無尽にステージを歩く演出で魅せ、マシャがハギワの元へ向かい顔を近づけると、観客から大きな歓声が上がる。ハギワがスティックを片手で回したり、マシャが銃を撃つようにベースのネックを観客に向けてアピールしたりと、変化に富んだステージで視線を惹きつけた。またマシャは巧みなベースソロを披露し、「うまいね」と審査員を唸らせる。最後は花道に歩み出て手を伸ばし、観客とのコミュニケーションを楽しんだ。

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 参加者は「音楽性と大衆性を同時に手に入れたね」と絶賛。審査員のイ・ジャンウォンは「素晴らしかったです。中間テストよりはるかに良くてびっくりしました。みんなかわいすぎて、思わずお父さんのように笑顔になりました」「パフォーマンスもコンセプトも演奏も素晴らしかった。座って見ようと思ったけど、思わず立ち上がってしまいました」と感嘆した。(『STEAL HEART CLUB』/ABEMA K WORLDチャンネル)

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