11月25日スロベニアで、男性が個人飼育してきたクマが保護区に移送された。
映像には、突然の吹き矢に驚くクマが映っている。その後意識は朦朧とし、フラフラと横になってしまった。
ミチと名づけられたこのクマは、スロベニアに住む男性が個人飼育してきた個体だ。男性の事情により手放さざるを得なくなったという。
「ミチとは24年間一緒に暮らしていましたが、レストランを辞める決断をしたことで、飼う場所がなくなってしまいました」(ミチの飼い主)
完全に人の手で育てられてきたため、野生に返すことは難しく、ミチはオーストリアのクマ保護区へ。20年以上共に暮らした男性との別れを悲しんでいるのか、檻の中から解放された喜びを感じているのかは定かではないが、今後は保護区で第2の生活が始まる。
スロベニアでは動物福祉法の改正により、2026年の夏までにクマの個人飼育は禁止されるという。(『ABEMA NEWS』より)
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