WWE女子スーパースターのASUKAがデビュー10周年を迎え、カブキ・ウォリアーズとして史上最多となる3度目のタッグ王座戴冠を達成。この偉業を成し遂げたばかりの彼女に、心境、ライバルへの思い、そして迫る最大の祭典の一つであるサバイバー・シリーズ「ウォーゲームス」への意気込みを普段の派手なメイク姿とは異なるナチュラルメイク姿のASUKAに聞いた。
WWEで10周年を迎え、しかも「10年連続チャンピオン」という驚異的な記録を更新し続けるASUKA。彼女の言葉からは、単なる記録への執着ではない、独特のプロ意識が垣間見える。
「チャンピオンになるぞって言ってチャンピオンになったというよりかは、目指すところはもっと上にあって、チャンピオンになるのはもう当然やし、記録もいくつか刻むだろうなと思ってましたから 」
と自信に満ちた様子で語るASUKAは「チャンピオンになりたい、記録を取りたいっていうのよりも、向こうから来るっていう感じですかね 」と断言。ASUKAにとって王座と記録は、彼女のパフォーマンスに自然と伴う結果だというのだ。
また、「長くやるかはわからない。続けるために続けてるっていうようなカッコ悪いことをするつもりはない 」とキッパリ。トップであり、何よりASUKAであり続けることへの強いこだわりをのぞかせた。
さらにASUKAはカブキ・ウォリアーズのパートナーであるカイリ・セインとの関係についても言及。2人の強さの理由を「私とカイリちゃんのような阿吽の呼吸 」だとしつつも、パートナーを厳しく“指導する”理由を明かした。
「カイリはまだいい子だから、もっと悪いところをもっと出せって言うてるんですよ 。(中略)そこをね、私の愛のビンタで軌道修正しながら 」
一方、ライバルのイヨ・スカイに対しては、より手厳しいコメントを残した。
「私がWWEに入って、こうやって新しい道を開いていったからこその今のイヨちゃんがいるわけですから、そこはやっぱりリスペクトして、感謝の気持ちを持ってやっていただきたい 。ちょっと忘れてるんちゃう? 」
迫るサバイバー・シリーズの「ウォーゲームス」については「私とカイリちゃん、このスーパースターが居ながら、しかもチームにナイア・ジャックスとラッシュという人間凶器がいる 」と自信満々。「もう試合せずに降参してもらっても構いませんよ 」と、リア・リプリー軍への圧倒的な優位性に自信をのぞかせる。
引退を控えたジョン・シナ選手についても言及する。
「裏も(表と)一緒 。偉そうなところもなくて、向こうからもわざわざ挨拶してくれたりとか、握手してきたり 」
シナの紳士的な人柄を称賛。そして、ファンに向けて「オーラだったりとか魅力だったりとか、そういうのでさらに大きく見える 。この人の最後を見ないともったいない 」とファンにプッシュした。
そして最後は“ASUKA節”で締めくくった。
「私がWWEのASUKAや。ASUKAチーム最強や 。もうすぐサバイバー・シリーズ始まんで。イヨもリアもボコボコにしたんでい !」
「No one is ready for ASUKA 」
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