スマホを海に落とし“4時間漂流”男性を救助し表彰
この記事の写真をみる(8枚)

 17メートルの高さから海に落ちた男性。一体、どのようにして助かったのでしょうか?

【画像】海上保安庁、救助した船の乗組員に感謝状

海を4時間漂流 男性を救助

倉敷みなと大橋
拡大する

 岡山県倉敷市にかかる「倉敷みなと大橋」。事故は7月28日午前0時すぎに起きました。

 そのまま海に落ちた
拡大する

 27歳の男性会社員が飲酒しながら散歩していると…思わず、スマホを落としてしまいます。とっさに拾おうとした、その時、バランスを崩し、そのまま海に落ちてしまったのです。

 岸まで泳ごうにも、川幅は1キロ以上です。男性は…。

浮くこと4時間以上
拡大する

男性会社員(27)
「泳ごうとしたが無理だったので浮くことにした」

 浮くこと4時間以上、およそ2キロ流された男性。その目に飛び込んできたのは、大型船。

大型船に助けを求めた
拡大する

男性会社員(27)
「助けて」

 その声を聞いた大型船の乗組員が男性を発見。浮き輪を投げ、救急などに連絡しました。救助にあたった船を運航する会社は…。

 救助にあたった船を運航する会社は…
拡大する

篠野海運 篠野裕一郎取締役
「(男性は)顔色が白くなっていて、自分の名前をしゃべるのがようやく」

 4時間にもわたって流され、救助された男性。意外にも時間を聞いてきたといいます。すでに午前4時半ごろになっていました。

意外にも時間を聞いてきたが…
拡大する

篠野取締役
「男性が『仕事に行かなあかん』というようなことを言ったみたい。いやいや仕事じゃなくて救急車に乗れよという話をしたそう。すごく衰弱していたのに、そういうことを言ったのでびっくりしたって」

救助した船の乗組員に感謝状
拡大する

 海上保安庁は、救助した船の乗組員に感謝状を贈りました。

この記事の画像一覧
外部リンク
この記事の写真をみる(8枚)