フランスのマクロン大統領は、ロシアの脅威などを念頭に、若者を対象にした「志願制の兵役」の導入を発表しました。
「新たな国民奉仕活動は、来年の夏から段階的に導入される」(マクロン大統領)
18~19歳を対象にした「志願制の兵役」はフランス領内での活動に限定し、来年夏に3000人から開始して、2035年までに5万人の参加を見込んでいます。
マクロン大統領は、ロシアの脅威などを念頭に「力が法を凌駕する不確実な世界で、戦争は現在の現実だ。危機を避ける唯一の方法は備えることだ」と訴えました。
ヨーロッパでは、ドイツでも、2011年に停止した徴兵制に代わる新たな兵役制度を来年から導入する方針です。
また、デンマークでは、7月から、男性と同様に女性も徴兵の対象となる制度が始まっています。(ANNニュース)
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