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【映像】元女王レスラー、観客にイライラ暴発
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WWE】RAW(11月24日・日本時間25日/オクラホマシティ)

【映像】元女王レスラー、観客にイライラ暴発

 かつて絶対的ベビーフェイスとして愛された女子レスラーが、観客から総スカン。日頃の悪態三昧に、会場からは「大ブーイング」「サムズダウン」。さらには「負け犬」と書かれたボードまで登場すると、その怒りの矛先は“負け犬”ボードを持った観客に向けられてしまった。

 11月29日(日本時間30日)に迫った「サバイバーシリーズ」へ向けた展開が目白押し。女子のベビーvsヒールの対抗戦「女子ウォーゲームス」出場者が揃い踏みし、アスカ&カイリ・セインらのヒール軍に緊急加入したベッキー・リンチの“超嫌われ者ぶり”を強烈に印象づける一夜となった。

 この日、アスカ、カイリ・セイン、ナイア・ジャックス、ラッシュ・レジェンドのヒール軍と歩調を合わせ、週末のウォーゲームスへ向けた最後のマイクパフォーマンスに登場したベッキー。先週、伏兵マキシン・デュプリに敗れて女子IC王座から転落し、スランプにあえいでいるはずだが、まるで無かったかのように右腕を振り上げ、“強者ぶる”アピールで再び大ブーイングを浴びた。

 この流れの中で視線をさらったのが、ベッキーのヒール色をより濃く印象づけた観客とのやり取りだ。入場時、彼女にブーイングを浴びせながら「サムズダウン」で意思表示を示す老若男女。さらにエスカレートした、鼻をほじるジェスチャーで露骨な嫌悪感を示す男性ファンが抜かれ、かつて「負け犬」呼ばわりしていたマキシンに自ら敗れた事実をなじる「Looser」のボードまで映し出された。

 ここでついにベッキーもブチ切れ。無理やりファンからボードを奪い取り、ビリビリと破り捨てる暴挙で、観客の嘲笑と自身のプライドを真正面からぶつけ合う“感情の爆発”を体現した。

 登場早々のイライラぶりに、ファンからも「イラついてるな」「一生懸命作った紙が…」と嘆きの声が上がり、さらにモフモフのロングコートには「高そうな服だな」とどよめきも起きた。

 この日、ついに「RAW」と「SmackDown」のトップヒールが勢揃い。しかも最後に加わったベッキーがマイクを堂々と仕切り始めると、仲間たちには全く関係のない先週の敗戦について「不正」と一方的に宣言。「全米一の弁護士を雇った」と、リングにまで“法”を持ち込む空気の読めなさを炸裂させた。その後も、敗れたマキシンや試合を裁いたジェシカ・カーを「クソ・レフェリー」と断罪するなど、言いたい放題だった。

 その後、ベビーフェイス軍も登場。リア・リプリー、シャーロット・フレアー、アレクサ・ブリス、イヨ・スカイ、AJ・リーの“ドリームチーム”が出揃い、ヒール軍との10人がリング上で入り乱れる大乱闘に突入。リアとシャーロットのパワーファイト、イヨの飛び技、ナイア&ラッシュの重量級コンビネーションと、ウォーゲームス本番の縮図のような光景が展開された。(ABEMA/WWE『RAW』)

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