技の攻防真っ最中に2人まとめて“ジャーマン葬”。規格外の筋肉量で知られるマッチョ女子レスラーが、トリプルスレッド戦で前代未聞のパワームーブを披露し、話題沸騰中だ。
【映像】2人まとめて…“超筋肉”小柄女子、前代未聞のパワームーブ
WWEの第3ブランド・NXTのビッグイベント「NXT Gold Rush Week Two」の女子タイトル戦で、衝撃のシーンが生まれた。提携団体のTNA Knockouts王座を懸けたトリプルスレッド戦(ケラーニ・ジョーダンvsジョーディン・グレースvsレイ・イン・リー)で、NXTの人気女子レスラー、ジョーディンが放った「2人まとめてぶん投げる」という豪快な技が、会場を大きく沸かせた。
トリプルスレッド戦で“2人同時投げ”は決して珍しくないが、衝撃的だったのは、投げられた2人が技を掛け合っているまさにその瞬間に起きたことだ。まず現王者ケラーニがレイの首を取り、フロントネック、もしくはDDTの形を作ろうとしたその刹那、ジョーディンがレイの背後を取り、2人まとめて軽々と持ち上げてジャーマン・スープレックスで叩きつける。いわば「DDTごと投げる」という、あまりにも乱暴すぎるパワームーブだ。試合はレイが勝利し新王者となったが、ジョーディンのパワーは完全に観客と視聴者の心を掴んだ。
このインパクトあるシーンの直後には、ファンも次々と反応。「もうメインロスターに呼べよ、何やってんだよ?」「ジャガーノート・ジョーディン・グレースが大好きすぎる!」「この動き、超スムーズだったな」など、圧倒的な技への驚きから、リプライ欄は興奮の坩堝と化した。
今年2025年1月にWWEと正式契約を結んだジョーディンは、2月のロイヤルランブルでの鮮烈デビューを経てNXTに本格参戦。ロクサーヌ・ペレス陣営との確執や、ジュリア、ステファニー・バッケルら、現在「RAW」「SmackDown」で大活躍している女子スーパースターと、しのぎを削り続けてきた。
12月6日のNXT年末最大イベント「Deadline」女子アイアン・サバイバー・チャレンジへの出場を、ジョン・シーナ直々に指名されるなど、パワー系ベビーフェイスとして圧倒的な存在感を示す彼女は、現在のNXT女子戦線に欠けていた「怪物」を埋める存在として、絶大な信頼を得ている。
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