インドネシア・スマトラ島で約1週間続いた豪雨により、大規模な洪水や土砂崩れが発生し、これまでに442人が死亡しました。
11月24日から断続的な豪雨に見舞われているスマトラ島では、北部を中心に洪水や土砂崩れが相次いでいます。
インドネシア国家防災庁によりますと、これまでの死者は442人、負傷者は646人に上っていて、今も400人以上の行方が分かっていないということです。
また、3000棟近くの住宅が損壊し、約30万人が避難を余儀なくされています。道路や橋が寸断した地域も多く、救助や支援は難航しています。
この豪雨の影響で、インドネシアのアチェ州で日本人10人弱が孤立状態にあることがわかりました。
外務省によりますと、現地の大使館は孤立している日本人と連絡がとれていて、現時点で健康状態に異常はないとしています。今後、地元当局と連携し、ヘリコプターでの救助などを含め避難方法を検討していく方針です。(ANNニュース)
この記事の画像一覧
