今年の「現代用語の基礎知識 選2025 T&保険グループ 新語・流行語大賞」が発表され、
年間大賞に「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が選ばれた。
表彰式に登壇した高市早苗総理は受賞について、「今年の新語・流行語大賞の年間大賞を賜りまして誠にありがとうございます。この『働いて働いて働いて働いて働いてまいります』という言葉でございますが、賛否両論いただきました。私がこの言葉を発したのが、自分が日本国という国家の国家経営者になるかもしれない立場になった時、つまり自民党の総裁選挙で勝利した日に言った言葉でございます。
確かに働き方改革、とても大事な時期でございますが、でも日本各地で例えば研究開発、技術開発に取り組んでおられる皆様、そして寝食を忘れてそれこそ研究に没頭しておられる方々もおいでですし、それから企業の大きい小さい関係なくですね、例えばスタートアップの経営者の方から、大企業の経営者の方まで、それこそ自分の会社の社員やその家族の生活を守るためにどうやって企業の業績を伸ばしていくか、またお取引先のためにどうやって頑張っていくか、本当に休みの日も夜おうちに帰られてからも考えて考えてお仕事をされていると思います。
日本国の国家経営者としては何としても自分も働いて働いて働いて働いて働いて、国家国民の皆様のために貢献したい。そんな思いがございました。決して多くの国民の皆様にですね、働きすぎを奨励するような意図はございません。また長時間労働を美徳とするような意図もございませんので、そこはどうか誤解のなきようにお願いをいたします。
この『働く』という言葉をひとつスポットライトを当てていただいたことに、心より感謝を申し上げます。結びになりますけれども、選考委員の皆様方をはじめ多くの皆様に対して心より感謝を申し上げます。皆様のお幸せ、健康、心からお祈りを申し上げ、そしてこれからの日本、現在に生きる私たち、そして未来の日本国民が本当に希望を持てる、そんな強い経済、強い外交安全保障、そしてまた豊かな暮らし実現のために頑張ってまいります。誠に本日はありがとうございました。」と述べた。
司会者から「『働いて働いて働いて』と3回繰り返すのが通常だと思うが、5回繰り返した“狙い”は何だったのでしょうか」と問われると、高市総理は「それはその場の雰囲気、大きな意味はございません」と笑いを誘った。
さらに司会者から「それまで標準語だったのに『働いて』は奈良のアクセント、ふるさとのアクセントでおっしゃっていた」と指摘されると、「そうでしたか、私は普段標準語に変換するのに1、2秒かかってしまいますので、何かどうしても瞬発的に言いたいことがある時には、つい関西弁になってしまうということでございます」と述べ、さらに司会者から「かえって優しさが伝わったんですね」と言われると「そない風にゆうてもらえたら、本当にありがとうございます。」と話した。
最後に日頃の健康管理について問われると、高市総理は「私は朝と夜、湯船につかります。ちょっと睡眠時間がその分短くはなりますけれども、夜もお風呂にお湯を張って、朝は夜入ったやつの追い炊きなんですけれども、ウーっと湯船につかって体中をマッサージして、体を目覚めさせる。それは私にとって至福の時間でございます。」と笑顔で答えた。(『ABEMA NEWS』より)
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