「息子をひいたことが無かったことになる」残り3年10カ月…時効撤廃を訴える母の闘い “車10万台の独自調査”も 熊谷小4男児死亡ひき逃げ事件 ABEMA的ニュースショー千原ジュニア,田中萌 2025/12/02 11:50 拡大する 「ひき逃げ死亡事件は時効を撤廃してほしい」と訴える遺族がいる。事件は2009年9月30日、埼玉県熊谷市で起きた。当時小学4年生の小関孝徳さん(当時10歳)が、書道教室から自転車で帰宅途中、車にはねられ死亡した。 母の代里子さんは、現場で「1台目はこちらから来た車。2台目は逆から来て、2台目の時は後頭部をひかれてしまい即死状態」だったと説明する。 孝徳さんは2台の車にひかれた可能性がある。そのことを代里子さんが知ったのは、事件から13年目だった。2台目の車が、路上に転倒した孝徳さんをひいた可能性があり、頭蓋骨の一部が道路の反対側まで飛ばされるほどの損傷が激しく、即死だったという。現場にブレーキ痕はなく、はねた車はそのまま逃走。そして16年間、逃走した車はわかっていない。 続きを読む