国際弁護士の清原博氏は、この問題について「個人情報やプライバシーの保護という観点が心配されるわけだが、ただ、遺族の方がおっしゃったように『手配犯に限った顔認証』の場合はできると思う」と見解を述べた。

 その上で「今でも、逮捕された容疑者の指紋を取って、ずっと保管している警察署もある。指紋が取れるくらいになったら、逮捕状が出ている手配犯の顔認証・防犯システムは十分できると思う。ぜひとも法整備化を早期にして、顔認証システムの防犯カメラをつけてほしい」と強調した。

 また、現行の法律では難しいとして「個人情報やプライバシーの問題があるから、法律なくして導入は難しい。法律で『手配犯に限り可能』とする限定的な法律が必要だと思う」と述べた。

 殺人罪の追加で時効はなくなったが、解決しない限り終わりはない。

 情報提供は別府警察署(0977-21-2131)まで。X(旧Twitter)の番組公式アカウント(@News_ABEMA)のダイレクトメッセージでも情報を募集している。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(5枚)