参政党の梅村みずほ議員が11月27日の参議院厚生労働委員会で「土葬を禁止に」という質問をした際、「上皇陛下も火葬が望ましいというご意向」「土葬を拡大させるということは、こうした陛下のお気持ちとは真逆の発想ではないか」と発言したことが、「皇室の政治利用ではないか」と一部で批判されている。これについて3日の参政党の記者会見で、神谷宗幣代表に質問が飛んだ。
【映像】「上皇陛下も火葬が望ましいというご意向」と発言する梅村議員（実際の様子）
記者が「土葬について、先日の厚労委員会で梅村議員が“土葬の原則禁止”ということを主張されました。その中で上皇陛下ご夫妻の意向を引用して“ふさわしくない”とか“陛下の気持ちは真逆の発想ではないか”という話をしたことが天皇皇室の政治利用に当たるのではないかという指摘があります。この点について代表どうお考えになっているか党内でどんな議論があったのか教えてください」と質問。
神谷代表は「そういう声が上がっていることはきょう梅村議員にも伝えまして、こういう声もあるので、やりすぎると当然そういった声は強くなりますから、こういう事を感じる人がいるということをちゃんと理解して今後の質問づくりに生かしてくださいというふうなことは伝えた。注意とか処罰とかそういうことじゃなくて、そういう声も上がりますよということをお伝えしたら『気をつけます』ということでした」と答えた。
記者はさらに「参政党として上皇陛下のお気持ちを理由に土葬について反対するとかそういうことではない？」と質問。
神谷代表は「あくまで梅村議員個人の見解ですので党がそれを掲げてやるということはありません」と答えた。（『ABEMA NEWS』より）
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