朝倉未来も「バケモン」と称する中国人ファイターたちが次々とブレイキングダウンに殴り込み。「日本の汚点だろ?」「朝倉って雑魚でしょ?」「貧しい島国の皆さん」などと挑発を止めることなく、登場早々、「昆虫」呼ばわりされたBDファイターの怒りが爆発。会場が大乱闘に巻き込まれた。
12月3日、朝倉のYouTubeチャンネルで、1分1ラウンドの格闘技大会『BreakingDown18』(14日、さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ)オーディションの模様が公開された。
これまで、韓国やアメリカなど、海外との対抗戦が行われてきたが、今大会では売り込みのあった中国ファイターと5対5の対抗戦が決定。朝倉も「今回中国のグループがバケモンみたいに強い」と、試合出場予定ではなかった井原良太郎を急遽呼び出すなど、“ブレイキングダウンの最高戦力”を集めて立ち向かうことを示唆。
先に、ブレイキングダウンの試合や乱闘映像を見ていた中国人ファイターたちは「ブレイキングダウンは中国でも人気」とは語りつつも「しょうもないイベント。日本の汚点だろ?」と痛烈な言葉。常連組のレオに対しては「小せぇなコイツ。座っているのかと思った」、そしてシェンロンに対しては「NO神龍」「龍じゃなくて昆虫」と次々“口撃”を浴びせる。最終的に、ブレイキングダウンCEOの朝倉にも「知らん。どうせ雑魚でしょ?」と挑発を止めることはない。
その自信の裏付けには、中国の格闘技環境のレベルの高さがある。100人は入れるスペースに、ケージやレスリング場3箇所、マシンルームなど、欧米にも劣らない施設が「貧しい島国の皆さん、これが本物のジムだ」と揶揄する言葉とともに紹介される。
そしていざ、会場に中国人ファイターが現れると、早速シェンロンが「誰じゃ昆虫言うたのは。こっちは大和魂じゃ!」と一人に掴みかかり、周囲を巻き込み大乱闘へと発展。朝倉や萩原裕介らも立ち上がり「一回座って」となだめるほど長くもみ合いは続いていた。
思わぬ展開に溝口COOは「貧しい島国とか言われてちょっとイラっとくるよね。CEO雑魚とか言われてたし。舐めんなって思っちゃった。本当にちょっとムカついちゃったね」と本音を明かしたが、ネット上では「この時期に日本VS中国は凄い」「中国プロ軍団めっちゃ紳士的で草」といった反応の一方で「中国対抗戦流れそう…」といった昨今の日中問題に関連するように、期待と懸念の声も多く寄せられた。
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