4日、参議院外交防衛委員会にて「米軍基地のパラシュート事故」について議論が行われた。
【映像】ヒートアップした共産議員が「注意」された瞬間(実際の様子)
共産党の山添拓議員は、11月18日に米軍横田基地で訓練中の米兵がパラシュートで民有地に落下した事故について「防衛省からの(安全管理の徹底と再発防止という)申し入れがあったにもかかわらず、直ちに(訓練を)再開している。私はこの危険なパラシュート降下訓練を市街地に隣接した横田でやること自体が問題だと思う。民家の屋根が破損した。防衛局は補償まで1年かかるとか、補償費の相見積もりを要求したりしているという。これはひどい」と追及。
これに小泉防衛大臣は「実態に即して今防衛省がやり取りをしていると思うが、いずれにしても、この建物への被害については日米地位協定第18条5項の規定に基づく補償の手続きを進めて防衛省としてしっかりと対応していく」と回答。
里見隆治委員長は時間が迫っているとして「おまとめください」として山添議員を指名。
山添議員は「速やかに補償は応じていただくべきだ」として「高市政権は今ルールを守らない外国人に厳しく対処するとおっしゃっているが」とここまで話したところで里見委員長が「時間をまとめてください」と注意。
山添議員は「ルールを守らないどころかやりたい放題認めているのが米軍だ。基地があるがゆえの被害だ。厳しく対処すべきで、地位協定も改定を求めて質問を終わる」と続けた。
(ABEMA NEWS)

