香港で起きた高層マンション火災を受けて、香港当局は全ての修繕工事の現場から「保護ネット」を撤去する方針を明らかにしました。
先月26日に火災が発生した高層マンションでは、修繕工事のために建物全体が保護ネットに覆われていました。その後の調査で、このネットの一部が防火基準を満たしておらず、建物7棟に急速に火が回った要因ともみられています。
当局は会見で、官民を問わず大規模な修繕工事中の全てのビルから、3日以内に保護ネットを撤去させると表明しました。200棟以上のビルが対象になるとみています。
この火災ではこれまでに159人の死亡が確認されていて、約30人と連絡が取れていないということです。（ANNニュース）
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