“北斗神拳”でできることは、暗殺だけではない。アニメ「北斗の拳」第29話では、主人公・ケンシロウ(CV:神谷明)が、北斗神拳を使って目の見えない女性の視力を回復させた。
【映像】北斗神拳でアイリの目を治すケンシロウ(15分10秒ごろ~)
ケンシロウが使いこなす北斗神拳は、人体に708個あるという“経絡秘孔”を突き、内部から人体を破壊する暗殺拳だ。しかし第29話では、ケンシロウが敵を倒す以外の目的で北斗神拳を使用している。
牙一族から、南斗水鳥拳の伝承者・レイ(CV:塩沢兼人)の妹・アイリ(CV:安藤ありさ)を救出したケンシロウ。するとアイリは、己の運命に絶望して自ら薬品で目を潰していた。そこでケンシロウがアイリの“建明”という秘孔を押すと、徐々に視力が回復していき、敵を倒すだけではない北斗神拳の凄さが発揮された一幕となっていた。
アニメ「北斗の拳」は、原作:武論尊氏、漫画:原哲夫氏により「週刊少年ジャンプ」で1983年~1988年まで連載された大ヒット漫画が原作。暴力が支配する世界で、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが愛と哀しみを背負い、救世主として成長していく物語だ。TVアニメや劇場版、脇役たちをフィーチャーした外伝が作られるなど社会現象と言えるブームを巻き起こし、今も熱い支持を集めている。
(C)武論尊・原哲夫/コアミックス・東映アニメーション 1987
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