「本当はダメなんですけど1人の日に絶対テキーラ1杯飲むんです」
そんな大トニーのバイト先は趣味を活かしたダーツバー。時給は1300円だ。
大トニー「本当はダメなんですけど1人の日に絶対テキーラ1杯飲むんですよ。テンション上がんないんで。今日も1日頑張ります」
業務内容はドリンクやフードの提供や、ダーツの指導だ。そして、大トニーはお客さんに対して特別対応も…
「乾杯」
飲みっぷりのいい芸人ということでお客さんが次々と大トニーにお酒を頼む。だが、いわゆるドリンクバックはなく、いくら飲んでも、大トニーにお金は入らない。それでも、サワー3杯とテキーラ13杯を飲んだ。
客「もっとデブだと思ってた」
雑ないじりにも笑顔で応じる。
大トニー「自分がつまんない人間だと思ってないんで僕は。『つまんねぇな』って言われた時だけ歯向かう。それを受け入れたら終わっちゃうだろうなって。僕は自分が優秀だと思っていた。売れるためにコロチキの西野みたいな動きをしたかった。西野は優秀だけど僕は優秀じゃないから西野みたいな動きをしようとしていたのが間違っていた。アントニーは優秀なのでマジで悔しいです。もっと売れたいですよね。『金稼ぎたいんだったらうち来いよ』って言ってくれる店長とかがいるから僕は頑張れる。調子が悪い時に『大丈夫か?』って言ってくれる人たちを大切にしたい。本当にうれしいですよ。『大トニー、大トニー』ってずっと言ってくれるので」
「『今と変わんねぇんだからもっと働けよ』って言ってくれて」
