下請け業者に対し買いたたきを行ったなどとして、公正取引委員会は大手自動車メーカー・スズキの子会社に再発防止などを勧告しました。
【画像】スズキ子会社の「スニック」が下請け業者に“買いたたき”
スズキの子会社である「スニック」は、遅くとも去年3月以降、発注量が大幅に減少し製造コストが上がったにもかかわらず、下請け業者10社に対して300を超える部品の単価を据え置く買いたたきを行っていたほか、下請け業者14社に対して部品の製造に必要な金型など880個の無償保管もさせていました。
公正取引委員会は、これらの行為が下請法違反にあたるとして再発防止などの勧告を出しました。
スニックは「勧告を厳粛に受け止め、再発防止に努めてまいります」、スズキは「コンプライアンス体制の一層の整備と強化に努めてまいります」などとコメントしています。(ANNニュース)
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