【ブンデスリーガ】ハンブルガーSV 3-2 ブレーメン(日本時間12月7日/フォルクスパルクシュタディオン)
ブレーメンに所属するU-21ドイツ代表GKの長田澪が、強烈なブレ球を好セーブで凌いだ。U-15日本代表に選ばれた経験がある21歳に、日本のファンも大興奮だ。
ブレーメンは日本時間12月7日、ブンデスリーガ第13節でハンブルガーSVとの“ノルト・ダービー”に臨んだ。長田は、日本代表DF菅原由勢とともに先発出場すると、39分にビッグプレーを見せる。
センターサークル付近でボールを奪われて攻め込まれると、左サイドのFWジャン・リュック・ドンペから中央のMFサンビ・ロコンガへと繋がれる。するとサンビ・ロコンガがボックス外から右足を一閃。ブレながら伸びる難しい軌道のシュートとなったが、これを長田が横っ飛びで弾き出したのだ。
ABEMAで実況の青嶋達也氏が「ミオ・バックハウスのセーブに救われました」といえば、解説の安田理大氏も「少しブレ球で難しかったですが、弾くところも良かったですね」と一連のプレーを称えた。するとABEMAのコメント欄やSNSのファンたちも「ナイスセーブ!」「これはエグい」「まだ21歳でしょ?」「日本代表に選んで!「素晴らしいセーブだな」「長田いいなあ」「なかなか難しいシュートだったぞ」など称賛の声が溢れた。
ドイツ人の父親と日本人の母の間に生まれた長田。幼少期には日本でプレーしており、U-15日本代表でのプレー経験もある。2022年からブレーメンの下部組織に加入し、レンタル移籍を経て昨シーズンに復帰を果たすと、今シーズンは守護神として活躍。現在はU-21ドイツ代表としてもプレーするなど、GK大国と言われるドイツで評価を高めている。
なお試合は後半に激しい撃ち合いとなり、ブレーメンが2ー3で敗れている。(ABEMA/ブンデスリーガ)


