12月9日の放送では「ヒトコワ都市伝説SP」と題し、ゲストたちが実体験を披露。世界の紛争地を渡り歩いてきた山田氏は、15年ほど前にテロ組織の取材でパキスタンの首都・イスラマバードを訪れた際の話を切り出した。
当時、帰国まで2日間の空き時間ができた山田氏は、現地の日本政府系組織から「地元のことは全部わかっているめちゃくちゃ良いヤツ」という触れ込みで、現地のドライバーを紹介してもらったという。山田氏はそのドライバーと意気投合し、男同士でモスク観光や食事を楽しむなど穏やかな時間を過ごした。
しかし翌朝、ドライバーから「日本にいるパキスタン人に渡してほしい」と1枚のCD-ROMを手渡される。さらに「自分の地元を紹介したい」と、山奥への同行を提案されたが、不穏な空気を感じた山田氏はこれを拒否。ホテルに戻り、渡されたCD-ROMの中身を確認したところ、そこにはテロ組織によるプロパガンダ映像が記録されていた。
映像には、次々と人々が処刑されていく残虐なシーンに加え、当時の日本の首相である小泉純一郎氏やアメリカの政治家の顔写真がサブリミナル的に挿入されており、山田氏はこれを「暗殺指示のようなビデオだった」と表現。
後に判明した事実として、ドライバーが連れて行こうとした場所はテロリストの巣窟であり、彼自身も組織のメンバーだった可能性が高いという。山田氏は「あのまま行っていたら、ここで喋っていない可能性もある」と語り、自身がテロ組織に売られる寸前だった恐怖を振り返った。この話にNaokimanは「こわっ…」と思わず漏らしていた。
この記事の画像一覧


