この件について番組視聴者からは「決まっていないのに報道したことはデマじゃん」というコメントが寄せられた。
このコメントに対し、弁護士の三輪記子氏は「報道は『縮小を検討している』というニュースで、決まったという報道はしていないからデマじゃない。そもそも、議論のプロセスを可視化したり、権力の動きを監視する、チェックするのがメディアの責務。今回はメディアの責務をきっちり果たしたニュース」との見解を示した。
また、この件で高市総理の“火消し”投稿が必要になったのは「市民のは反響が大きかったから火消し的な投稿をしなきゃいけなくなった。それだけ市民の声を政治家はちゃんと見ているし、気にしているんですよ。」と分析。
「だから、私たちが声を上げられるようにするためには、決まってから報道ではなく、どんなことが議論されているのかこそ、報道してほしいなと思う。プロセスこそ報道してほしいし、私たちはプロセスこそちゃんと見るべきだと思う」（三輪氏）
本間智恵キャスターは「報道の文章を最後まで読んでほしい。検討しているとか、何かをするらしいよ、ということが書いてある。決定してることは『決定』と書いてあるから、そこをちゃんと最後まで読んでこれってどういう意味なんだろうと自分の頭でしっかり考え直すクセをつけるといいなと思う」と語った。
「オールドメディアの報道をネット民が曲解したんだろ」という声も
