山内は、ファンの中で当時噂になっていた「IWGPの窪塚洋介さんのキングのあのキャラは元々ああいう感じではなかった説」について質問。窪塚が演じた、脱力した言い回しが特徴的なキャラクターについて尋ねた。

 堤監督は、「余談ですけど、正解です」と噂を肯定。続けて、「あれは全く私のアイデアではありません。あれはもう窪塚くんご本人のセルフプロデュース」と驚きのエピソードを明かした。

 堤監督が最初に窪塚に提案したのは全く逆のタイプで「静かで声聞こえないぐらいの固い役」にしたかったという。しかし窪塚からは「1回好きなようにやってよろしいですか?』と提案されたという。

 窪塚の演技を見た堤監督は、どハマりしたキャラクターに心の中では「よしもらった!」と思ったというが「でも悔しいから。『うんうん、まあまあまあ、それでいいんじゃない』」と立場上クールに対応したという。監督は「今だに窪塚くんはそれ言いますね。いつまでも古傷に何か塩を塗ろうと」と笑いを誘っていた。

【写真・画像】堤幸彦監督、窪塚から「1回好きなようにやってよろしいですか?と言われ…」IWGP撮影時の驚きエピソード明かす 2枚目
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