韓国で旧統一教会と政治家の癒着が問題となる中、教団から金品を受け取った疑いが取り沙汰されている閣僚が辞任しました。
【映像】教団側は「心配をおかけした」と謝罪(教団公開の動画)
韓国大統領室は11日、田載秀海洋水産相の辞意を承認したと明らかにしました。
田氏は文在寅政権下の2018年から2020年にかけ、教団側から現金や高級時計などを受け取った疑惑が指摘されています。田氏は違法な金品受領を否定する一方、「堂々と問題に対処する意思を示すため」として辞意を示していました。
「朝鮮日報」は、教団が悲願とする九州と韓国・釜山をつなぐ「日韓トンネル」の実現に向け、釜山選出の田氏に働きかけたと伝えています。
前政権に続き現与党議員との癒着も相次いで指摘される中、教団側は11日夜、声明を出し「心配をおかけした」と謝罪しました。
その一方で、一連の疑惑は元幹部による「独断的な逸脱であった」と、組織としての関与を否定しています。(ANNニュース)
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