北朝鮮メディアは、ロシアに派遣され帰国した工兵部隊の歓迎式典が開かれ、金正恩総書記が部隊の貢献を労ったと報じました。
13日付の朝鮮労働党の機関紙は、ロシア・クルスク州から帰国した工兵部隊の歓迎式典が12日に行われたと伝えました。
式典で演説した金総書記は「国の尊厳と朝鮮人民軍の名誉を改めて遺憾なく誇示した」と兵士らに感謝の意を示したということです。部隊が「8月初めに出兵し、任務中に9人が犠牲となった」ことも明らかにしています。
北朝鮮がロシアへの工兵部隊派遣を公式に認めるのは初めてです。
韓国メディアは北朝鮮が今回の派遣を公表した狙いについて、内部の結束を図る目的のほか、ロシアへ報酬を求める「無言のメッセージを送っている」との見方を伝えています。（ANNニュース）
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