レジェンド女子レスラーによるタイトル挑戦の“おかわり&横入り”に、183センチの巨漢ヒール女子が怒りの制裁。突如現れて軽々とリフトし、コーナーポストへぶん投げる荒っぽすぎる排除劇に、ファンからは「行け!」「ありがとう」と、意外すぎるリアクションが相次いだ。
【映像】鈍い音が…“デカ女”レスラー、レジェンドを軽々投げ飛ばす
WWE公式が投稿した「RAW」での一幕を捉えたショート動画が話題を集めている。女子世界王者ステファニー・バッケルがリングに登場し、「次の挑戦者は誰だ?」と問いかけた瞬間、会場がざわめく。そこへ現れたのは殿堂入りレジェンド、ニッキー・ベラだった。しかも彼女は、12月上旬のタイトル戦で敗れたばかり。「新世代vsベテラン」をテーマに激化した抗争は、すでに決着していたはずだった。
「WWE殿堂入り、レジェンドでセレブ」と自己評価マックスのマイクで観客に「黙れ」と一喝すると、「まだ終わっていない」と厚かましくも“おかわり”再挑戦をアピール。これには会場からブーイングの嵐が巻き起こった。
ステファニーも思わず「いや、嘘でしょ?」と苦笑いを浮かべるが、王者以上に怒りを露わにしたのが“ジャッジメント・デイのデカ女”ことラケル・ロドリゲスだった。どこに潜んでいたのか、180センチ超の巨体がぬるっとニッキーの背後に出現。エプロンから軽々と担ぎ上げると、そのままコーナーポストへ直行し、豪快に放り投げる強襲劇。「ゴツン」という鈍い音をマイクも拾い、ニッキーはノックアウト状態で大の字となった。
ニッキーもラケルも、ともにヒールとしてブーイングを浴びがちな存在だが、この日の観客は、タイトル挑戦に割り込んだベテランではなく、完全にラケルの側についた。
SNS上でも「敗けたなら後ろに並べ」というラケル支持は顕著だ。「ラケル、レッツゴー!」「ありがとう、ラケル」「WWEユニバースが感謝してる!」と、ニッキー排除を歓迎する声が殺到。これまでタイトルに縁がなかったこともあり、「今こそトリガーを引け」「ラケルに王座を獲らせろ」と戴冠を熱望する声や、「まずはラケル対ニッキーで決着戦だろう」と次の展開を予想するコメントも相次ぎ襲撃シーンは一瞬で77万再生を記録した。
その後、リング中央でフェイスオフしたステファニーとラケルは、母国語のスペイン語で宣戦布告。フレームのゴツさも相まって“悪い女”ムーブが板についたラケルだが、リング外では端正なルックスのラテン美女としてSNS人気も高い。タイトルを巡る“ラテン美女対決”の行方から、しばらく目が離せそうにない。
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