【ブンデスリーガ】ザンクトパウリ 2-1 ハイデンハイム(日本時間12月13日/ミラントア・シュタディオン)
久々の勝利に繋がる大きなプレーだった。ザンクトパウリの日本代表MF藤田譲瑠チマが、自陣から鋭いロングスルーパスを前線に供給して貴重な追加点をアシストした。
日本時間12月13日のブンデスリーガ第14節で、ザンクトパウリはホームでハイデンハイムと対戦した。
藤田は[3-4-2-1]の右シャドーで先発に抜擢されると、35分に先制点をアシスト。しかし、前半終了間際に味方選手が退場したことを受けて、後半はより深い位置で守りながらのプレーとなった。
それでも1ー0とリードして迎えた53分に藤田が決定的なプレーで追加点を呼び込む。
自陣でチームメイトがボールを奪うと、パスを受けた日本代表MFはすぐに裏へのアクションをみせたFWマルタイン・カースの背後にロングスルーパスを供給した。そのままボックス内に進入したオランダ人ストライカーは右足を一閃。豪快なシュートを叩き込み、藤田と2人でカウンターを完結させた。この場面はSNSでも話題を集め、ファンからは「素晴らしい」「1人少ない状態で追加点!」「最高のラストパス」「絶妙すぎる」「上手い!」と藤田の好判断と絶妙ロングスルーパスに称賛の声が集まった。
藤田とカールスは阿吽の呼吸があると言って良いだろう。12月2日に行われたボルシア・メンヒェングラートバッハとのDFBポカール ラウンド16でも藤田のスルーパスに反応したカールスがゴールを記録。今節の2ゴールも同じ関係から得点が決まっており、すでに両者の間だけで3アシストが生まれている。
ザンクトパウリに生まれた新たなホットラインの活躍もあり、チームはハイデンハイムに2ー1の勝利。第3節アウクスブルク戦以来の勝ち点3獲得となった。(ABEMA de DAZN/ブンデスリーガ)


