【ブンデスリーガ】ザンクトパウリ 2－1 ハイデンハイム（日本時間12月13日／ミラントア・シュタディオン）
【映像】藤田譲瑠チマ、3人を騙す“神ムーブ”→アウトサイドパス
ザンクトパウリの日本代表MF藤田譲瑠チマが大仕事をやってのけた。ボディフェイクとアウトサイドパスで相手を翻弄して今季2アシスト目を記録すると、ファンからは称賛の声が寄せられた。
日本時間12月13日のブンデスリーガ第14節で、ザンクトパウリはホームでハイデンハイムと対戦した。
これまでの試合では3列目起用が多かった藤田だが、今節は［3-4-2-1］の右シャドーで先発に抜擢。すると、アレクサンダー・ブレシン監督の狙いが前半から的中する。
スコアレスで迎えた35分、右のボックス手前でボールを受けた藤田は3人の相手選手に囲まれている状況でも落ち着いてコントロール。反転して前を向いてから、FWマルタイン・カースの動き出しに合わせてアウトサイドでラストパスを通した。
ハイデンハイムの選手たちを騙すボディフェイクで時間を作り出してからの絶妙パスで決定機が生まれると、最後は今夏に加入したFWカースがニア上に豪快なシュートを叩き込んだ。藤田の今季2アシスト目となるチャンスメイクはSNSでも話題を集め、ファンからは「チマうま！」「上手すぎる」「チマーフェンベルフ爆誕」「チマは毎試合良いな」と称賛の声が相次いだ。
53分にも藤田のスルーパスからカースが沈めて追加点を記録。前半終了間際に退場者を出す苦しい展開においても、日本代表MFは丁寧なラストパスで多くのチャンスを演出した。
その後、ザンクトパウリは1点を返されたが、リードを守り切って2ー1で勝利。リーグ戦では第3節アウクスブルク戦以来、およそ3ヶ月ぶりとなる勝ち星にホームサポーターは大いに沸いた。（ABEMA de DAZN／ブンデスリーガ）
