ラスト2ショットで痛恨のミス「あやかちゃんが…」
水族館デートで距離が縮まり、いい雰囲気だったたまき＆りくと。しかし、告白前の最後のアピールタイムで、2人の空気は思わぬ方向へ転がった。
たまきが、「なんで私のことを気になっとるって言ってくれとんのか、教えてほしい」とりくとの本音に触れようと問いかける。するとりくとは、「前回の旅見てくれてて（たまきが）気になってるって言ってくれて嬉しかったのと、最初話した時話しやすくて」と話し始めた。続けてりくとは「最初はそれだけだったけど」と、たまきへの膨らむ想いを示唆したが、「だんだん2泊3日通してくうちに、あやか…」と、前回の旅で想いを寄せていた『あやか』の名前を言ってしまう。
りくとが慌てて、「だんだんたまきちゃんへの想いが強くなって」と言い直すも、「だから今はあやかちゃん…いやたまきちゃんが1番気になってる」と、焦りからか、まさかの2回目の言い間違えをしてしまう。
スタジオは「うわーー！」「ちょっと待って！」「すごい状況になっちゃった！」と騒然。りくとの失態に思わず倒れ込む中川だが、井上は「それだけあやかちゃんが（心に）残ってんねん」「男としては気持ちわかるよな」とりくとの心境に寄り添う。
それでも、たまきは健気に「ディナーの時にルービックキューブ一緒にやろうって話したやん？一緒にやりませんか？」と話題を振る。
たまきがバッグからルービックキューブを取り出し、まずはその腕前を披露。1面、2面と高速で合わせていくたまきに、りくとは「早っ！」と目が釘付け。続けてもう1つ、既に色が崩されたルービックキューブを取り出したたまきは、「私の気持ち書いてるから揃えてほしい」と言ってりくとに手渡すと、2人でルービックキューブを回す。全面が揃うと、白い面には黒マジックで書かれた『こくはくまっててね』の文字が。かわいらしい演出で想いを伝えたたまきは、静かに「告白待っててほしいです。私はりくとくん好き、なので…好きだから」と言葉を重ねた。
それに対し、りくとはうなずきつつも、「悩みが一つあって…（たまきが）大分やん。で（りくとが）埼玉じゃん。距離が遠いから、会う頻度とかそういうのが心配」と不安を吐露。たまきが「私東京めっちゃ好きなんよ。結構行くから行った時に会いたいし、結構一途なんよ。嫌いになったりとか、それで冷めたりとかは絶対せんと思う」と強く想いを伝えると、りくとも「いや僕も会いに行きます。中間みたいな」と、たまきへ想いがあるかのような口ぶり。
たまきはさらに「私は会いたいから会いに行くし、不安にさせないように頑張るから、そこは安心してほしいなって思います」と、りくとの不安を払拭するべく必死で訴えかけた。
「誤解を解きたかったんやろうな」りくとのミスにスタジオが寄り添い
2ショットを見守ったスタジオは、「パニックだったんだろうな」「あやかの誤解を解きたかったんやろうな」と振り返る。
かすは状況を整理し、「昨日の水族館で（たまきから）『あやかちゃんどうなの』って質問があったじゃないですか。その説明を今日したかったと思うんですよ。あやかちゃんの話しなきゃって残ってたばっかりに（名前が）出ちゃった」と冷静にフォロー。井上と大友は、「たまきはそれを理解してるっぽかったよな」「たまきはそれでもなお追いかけてた」とたまきの強さ、冷静さを評価した。
「頭のどこかであやかちゃんのことを」前の旅が忘れられないりくと、涙の最後
そして訪れた運命の告白タイム。
たまきは、りくとの前へ歩み出ると「3日間一緒に過ごしていく中で、夜デートに誘ってくれたり、私にたくさんの幸せを与えてくれるりくとくんに惹かれていきました。次は私がりくとくんの隣で笑顔を与えられる存在になりたいです」と伝え、続けて「好きです。付き合って下さい」と右手を差し出す。
りくとは静かに息を吸ってから、「たまきちゃんのいろんな面を知れたり、水族館で一緒にやったゲームではすごくキュンとしました」と思い出を振り返る。そのうえで、「まだ自分の中で、たまきちゃんのことを好きになることができなくて、たまきちゃんの初めての彼氏には自分はふさわしくないなと思ったので、今回はたまきちゃんの気持ちに応えることができません」と最後まで悩み続けて下した決断を伝えた。
顔を曇らせるたまきだったが、りくとは続けて「ちょっと見てほしいのがあって」と、最後のアピールタイムでたまきから受け取ったルービックキューブを取り出すと、全面が揃えられており、「すご！揃えられたん？！」とたまきも思わず声をあげる。
「頑張って揃えた。これを機にルービックキューブ頑張ってみようかなって」というりくとの言葉にたまきも嬉しそうな表情を浮かべ、スタジオもそれをあたたかく見守った。
告白を終えたたまきは、「多い時間一緒に過ごして、やっぱ大きい壁があって、悔しいというか悲しい気持ち」と失恋の悔しさをにじませるも、「でも私はりくとくんが笑顔でいてくれることがいちばん嬉しいので、幸せになってほしい」と気丈にふるまった。
一方のりくとは、「たまきちゃんへの気持ちは本当に強くなって、一緒にいる時間も楽しかったんですけど、決めきれなくて…」と涙。「真剣にたまきちゃんのことを考えるにつれて、頭のどこかであやかちゃんのことを思ってしまうことがあって」「もう一度あやかちゃんと会いたいです」と、前の旅での恋愛を忘れられていない様子だった。
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