ルンバ
【映像】破産法申請による顧客への影響は限定的とみられる
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 ロボット掃除機「ルンバ」を手がけるアメリカのアイロボット社が、経営悪化のため、連邦裁判所に破産法の適用を申請したと発表しました。

【映像】破産法申請による顧客への影響は限定的とみられる

 アイロボット社がアメリカの連邦裁判所に申請した連邦破産法第11条は、日本の民事再生法に相当するもので、裁判所の管理下で事業を継続しながら再建を目指す手続きです。

 アイロボット社の全株式は、製造を委託している中国企業のピセアグループが取得し、再建を進めるとしています。手続きは2026年2月までの完了を見込んでいます。

 アイロボット社は、製品の出荷やカスタマーサポートなどのサービスは通常通り継続するとしており、顧客への影響は限定的とみられます。

 アイロボット社は2002年に「ルンバ」を発売し、ロボット掃除機市場を牽引してきましたが、近年は中国メーカーの台頭による競争激化などで収益が悪化し、人員削減などを進めていました。(ANNニュース)

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