連盟は16日、「産前6週・産後8週に女流タイトル戦の日程が重なった場合は対局者を変更する」との規定を削除したと発表した。対局日の変更等を含め、実施方法について検討し、可能な限りの調整を行うと改定され、対応する検討委員会も立ち上げるという。
「女流棋士公式戦番勝負対局規定」の一部変更について、日本将棋連盟会長の清水市代氏は「妊娠・出産を含む人生のさまざまな局面において、棋士・女流棋士が安心して対局に臨むことができる環境を整えることは、将棋連盟の責務であると強く認識しております。今回の見直しを一つの出発点とし、より良い制度と運営体制の構築に全力で取り組んでまいります」と語っている。
福間香奈女流6冠、将棋連盟の規定変更に「少し前進した」
