「ドリームチームだ」と期待を集めるも…

 セミファイナルにて、仮面がトレードマークのハギワ(自称3歳)、イケメンベーシストのマシャ(23歳)、アメリカのバークリー音楽大学在学中のケイテン(19歳)という日本人参加者3人は、イ・ユンチャン(20歳)、オ・ダジュン(22歳)も交えて同じチームに所属。清涼感のある楽曲「ある夏の日の軌道」を披露する。

 人気も実力も申し分ないメンバーが集まり、審査員からも「ドリームチームだ」と期待を集める5人。しかし中間チェックではユンチャンが歌詞を忘れてしまい、ミスを繰り返す。「本当にごめん、失敗した。もうダメだ」と肩を落とすユンチャンに、審査員は沈黙。「ドリームチームと言ったけど、期待しすぎたみたいです」「どんな言葉をかければいいかわかりません」「音がみんなバラバラでした。マンネリ化してしまった、旧世代的な感じ」「お互いが自分の音を出すことだけに集中していました」と、酷評が相次ぐ。

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 大いに反省するメンバー。ハギワは慢心があったことを認め、「初心を思い出して、基本的なところを見直そうと思います」と気持ちを切り替える。5人は息を合わせることにフォーカスして練習を重ね、「自分にがっかりしないように」「心を込めてかっこいいステージを見せたい」と本番へ向けて意気込んだ。

 本番のステージは銀河のように幻想的な背景に、ダジュンの美しいキーボードの音色が響き渡ってスタート。マシャとヘアバンドを巻いたケイテンが、笑顔を浮かべて背中合わせで息ぴったりに演奏すると、大きな歓声が起こる。ケイテンは途中で、ギターソロをフロアに寝そべりながら披露。繊細な感性と爽やかなエネルギーに満ちた演奏に、視聴者からも「歓声えげつな」「レベチ」「最高」「流石にうまい」「演出すごい」「うますぎ」と絶賛の声が相次いだ。

 審査員のイ・ジャンウォンは「マシャ、ケイテン、ハギワ、イ・ユンチャン。この4人は本当に期待させられる組み合わせですよね。中間テストの時は少し残念でしたが、オ・ダジュンが現れたことで、新しい緊張感とともに、完璧なサウンドを見せてくれました」と、素晴らしい演奏を絶賛した。

 そして「ある夏の日の軌道」チームは、見事1位に。ケイテンは「冬に夏の青春の曲を演奏できて本当に楽しかったです。チームメンバーに本当に感謝していて、僕的に番組の中で一番楽しいステージでした」と、笑顔で結果を噛み締めた。(『STEAL HEART CLUB』/ABEMA K WORLDチャンネル)

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