高市早苗総理と国民民主党の玉木雄一郎代表が18日、党首会談を行い、「年収の壁」を178万円まで引き上げることで合意した。
【映像】「満面の笑み」で並ぶ玉木代表と高市総理（実際の様子）
これで去年自民、公明、国民民主の３党で合意した、ガソリンの暫定税率廃止と、「年収の壁」の178万円を目指す引き上げ、この両方を達成することになる。
玉木代表が18日の会見で強調したのは感謝と敬意だった。
冒頭は高市総理に対し「共に関所を乗り越えていこうということで、高市総理とも党首討論等でもやり取りをさせていただきながら、今日まで交渉を続けてまいりましたけれども、共に関所を乗り越えることができました。高市総理の政治決断にも感謝と敬意を申し上げたいと思っております」とコメント。
交渉の現場担当者に対しては「我が党の古川税調会長、そして浜口政調会長が本当によく頑張ってくれました。正直私はここまでいかないだろうと思っていたところまで到達しております。その意味では現場の交渉担当者に心から敬意を表したいと思いますし、また自民党側のカウンターパートである小野寺税調会長や小林政調会長にも心から感謝と敬意を申し上げたいと思います」と労った。
さらに国民に対しても「動かしたのは民意だと思います。ガソリンの暫定税率もそうなんですが、私たちが去年また今年、衆議院・参議院で議席を増やすことができたのは、私たちに託していただいた国民の声の表れだと思います。その国民の声が政策を動かし政治を動かしたのだと思います。そのことはもちろん私はしっかりと胸に刻んでいましたし、高市総理ご自身も国民の思いを重く受け止めてくれた結果だと思っております」と述べた。
（ABEMA NEWS）
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