
中国人観光客の減少で、京都ではホテル代が安くなっています。1泊3000円代で泊まれる所も出てきています。
「朝食が付いて1万5000円を切る」
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「朝食と夕食が付いて京都1泊4500円はありがたい」
1泊した とよながさん
「思ったよりもかなり安くて5300円ぐらいで済みました」
京都では今、ホテル代が1泊1万円以内だったという報告が相次いでいます。
京都駅周辺のホテルの値段を見てみると、1泊4000円台の所もあります。駅から半径500メートル以内で、1泊1万円以内で泊まれるホテルが20カ所以上。なかには、1泊3150円もありました。
駅徒歩3分のホテルを2人分、素泊まり・ツインルームに1泊で予約したAさんはこのように話します。
「一人1万5000円ぐらいすると思ったが、(一人)8800円なら安くていいなと思ったので、行くことを決めてすぐ予約を取っちゃいました」
他にも…。
3泊しているBさん
「安くても3泊で2万円ぐらいかなと思っていました。びっくりしました。朝食が付いて1万5000円を切るという状態だったので、お値段的には非常に安い」
二条城から徒歩15分ほどのホテルに宿泊中のBさん。シングルルーム3泊朝食付きで1万4378円。1泊あたりおよそ4792円と破格の安さです。
航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんはこのように話します。
「中国人観光客の減少によってキャンセルが出て、それを他の観光客や日本人で埋め切れないということで、価格を下げて販売しているという状況になっている」
狙い目はビジネスホテル
京都では、年末年始でも安く泊まれる日があります。
航空旅行アナリストの鳥海さんによりますと、狙い目はビジネスホテルだといいます。年内だと、土日と大みそかに挟まれている29日、30日の平日が穴場ということです。
年明けでは連休最後の週末となっている、来月3日と4日、Uターンラッシュのピークの土日に、安く泊まれる可能性があるということです。
(「グッド!モーニング」2025年12月19日放送分より)
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