SNSで話題の“サナ活” 象徴的なグッズは予約から9カ月待ち

黒いトートバッグ
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 幅広い世代からの高い支持率が続いている高市総理。SNSでは、総理が愛用するものを買い求める“サナ活”が話題になっている。特に総理官邸に入る際によく手にしている黒いトートバッグは、象徴的な“サナ活”グッズとして購入者が殺到したという。その黒いトートバッグを販売している濱野皮革工藝・広報の小林考典さんはこう語る。

「話題にしていただいた直後は通常の100倍以上のアクセスが集まり、全色ご用意があったのだが、全色完売してしまって。現在だと、高市総理がお持ちになっているブラックのみご予約を受け付けている」(小林考典さん、以下同)

 現在予約を受け付けているブラックも9カ月待ちの状況なのだという。濱野皮革工藝の製品は美智子さまも愛用して話題となり、現在の天皇皇后両陛下ご成婚の際にも注文が集中したという。ただ、高市総理のケースはこれまでとある違いがあると小林さんは話す。

「これまでだと、お母様が使われていたものを娘さんに譲って、娘さんが使われるということが多かった。今回は娘さんの世代にあたる方、20代、30代の方とかがご自身でご購入いただいて、そこから長く使いますという、これまでと違う20代、30代の方との接点ができたと思う」

 女性の社会進出が今ほど進んでいなかった30年前、働く女性のために作られたというこのバッグ。総理の愛用品として注目され、当時込められた思いが若い世代に伝わっていることに喜びを感じているそうだ。

まさにアイドル?高市総理を応援する現象
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