議員名で“勝手にホテル予約”多額キャンセル料…悪質な嫌がらせか 一つ心当たりある
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 立憲民主党の藤原規眞衆院議員が自身の名前を勝手に使い複数のホテルを予約される、嫌がらせを受けていたことが分かりました。すべてが当日予約でキャンセル料が100%かかる悪質な嫌がらせに藤原議員は怒りをあらわにしています。

【画像】弁護士資格を持つ藤原議員 法的措置も準備

議員名で“勝手にホテル予約”

立憲民主党 藤原規眞衆院議員
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藤原議員
「先輩議員なんかで選挙の時に お寿司が届いたとかピザが届いたとかよく聞いていたんですね。でも現実にあるんだなというのを実感しました」

 こう話すのは、立憲民主党の藤原議員です。13日未明、突然身に覚えのないホテルの予約が複数あると秘書から連絡を受けました。

秘書からホテルの予約が複数あると連絡
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「深夜1時半過ぎですね、秘書さんからLINEが来て、うちもやられたよと、ホテルがどんどん予約されてるよという連絡が来たんですね」

 これは、実際に送られてきたホテルの予約確認メールです。日付は13日のチェックインになっています。

なかには一泊3万円以上するホテルも
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 こうしたメールは5つのホテルから送られてきました。なかには、一泊3万円以上するホテルもあります。

 愛知10区から選出された、藤原氏。予約が取られていたホテルの場所は、地元一宮市と岩倉市の他に犬山市、瀬戸市、豊明市と、いずれも選挙区に近い場所が狙われていたことが分かります。

選挙区に近い場所が狙われていた
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 さらに悪質なのが…。

藤原議員
「10分以内に全部されてるんですけども、日付が変わって当日予約のキャンセルになると100%のキャンセル料がかかるので、そのタイミング見計らってやったなと、それはすぐに分かりました」
「(Q.嫌がらせということ?)もちろんそうです」

誰が何の目的で嫌がらせ?

 なぜ、こんな嫌がらせを受けたのでしょうか。藤原議員には、一つ心当たりがあるといいます。

予約が入れられた2日前、新宿歌舞伎町を視察
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 ホテルの予約が入れられた日の2日前、売買春撲滅を訴えている藤原議員は、新宿歌舞伎町を視察しました。この時、10代の少女らの支援活動をしている女性も一緒に参加。ホテルの予約確認メールのうち一通は、この女性のメールアドレスに届いたというのです。

「女性支援を嫌っている人」
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「そういう女性支援を嫌っている人、あるいは私が日頃、売買春の買春者の男性を処罰せよという発信をしているので、それを嫌った人がやったのではないかなと、あくまで推測ですけども、それは実際に感じています」

 藤原議員はホテルに丁寧に説明をし、何者かによるいたずらであったことを納得してもらったといいます。

 弁護士資格を持つ藤原議員。法的措置も準備しているといいます。

法的措置も準備
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「ホテルさんが被害者にはなる。警察にも相談行きました。このような犯罪が起こらないように発信続ける、刑事、民事で責任を問うていくのが、私の責務かなと思っている」

(「グッド!モーニング」2025年12月20日放送分より)

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